男の子&女の子の子役が活躍している名作洋画&人気ハリウッド映画
ストーリーに重要な役割をもつ子役が活躍している映画はたくさんありますよね。とくにサスペンスやシリアスな内容が主体のドラマでは、高い演技力が必要とされています。そんな中、人気の子役たちが活躍している名作と呼ばれている洋画をご紹介します。
「シックス・センス」
小児精神科医「マルコム・クロウ」は、診ていた患者から撃たれてしまいリハビリ生活を送ることになります。そして復帰した彼が最初に診ることになった患者の8歳の少年「コール(ハーレイ・ジョエル・オスメント)」には「第6感(シックス・センス)」があり、死者を見る能力があったのです・・・。
M・ナイト・シャマラン監督の本格デビュー作で、ラストの大どんでん返しが大きな話題となり大ヒットしたサスペンス・ホラー映画です。
「レオン」
受けた仕事は完ぺきにこなすニューヨークの殺し屋の「レオン」。その無口な男レオンのもとに、悪徳警官に家族を殺された12歳の少女「マチルダ(ナタリー・ポートマン)」が助けを求めてきます・・・。
リュック・ベッソン監督の代表作で、出演しているジャン・レノとナタリー・ポートマンを一躍有名にした作品で有名です。ナタリー・ポートマンの幼いながらも美しい姿が印象的な名作映画です。
「アイ・アム・サム」
7歳児程度の知能しかもっていない「サム」は、娘「ルーシー(ダコタ・ファニング)」とささやかな生活を続けていましたが、ソーシャル・ワーカーによって彼に養育能力がないと判断され、ふたりは引き離されてしまいます。サムは弁護士の「リタ」に裁判でルーシーを取り戻してほしいと依頼するが・・・。
親子愛の物語としてだけではなく、障害者の主人公によって周りの人たちが癒されていくという感動のヒューマンドラマ映画です。
「ニュー・シネマ・パラダイス」
イタリアのジュゼッペ・トルナトーレ監督による名作映画です。イタリアのシチリアを舞台に、少年「トト(サルヴァトーレ・カシオ)」と映写技師が心を通わせていく様を、感動的な音楽とともに描き、数多くの賞を受賞し、今なお世代や時代を超え世界中の多くのファンに愛されている心温まる感動の映画です。
「ライフ・イズ・ビューティフル」
1939年のイタリアを舞台に、主人公のユダヤ系イタリア人「グイド」は、いつも陽気で人々を楽しませる達人です。グイドと「ドーラ」は恋に落ち、息子「ジョズエ(ジョルジオ・カンタリーニ)」が生まれ幸せな日々を過ごしていましたが、ナチスの強制収容所へ連れていかれることとなってしまいます。しかし、グイドは悲観的な姿を息子に見せることなく、ひたすら笑顔で陽気にふるまい続けます・・・。
数々の賞を受賞した感動の本作品は、監督・脚本・主演という三役をロベルト・ベニーニが務めています。
「タクシードライバー」
ベトナム帰りの青年でタクシー運転手の「トラビス」は、13歳の売春婦「アイリス(ジョディ・フォスター)」と出会い、足を洗うよう説得します。トラビスは使命を感じ、アイリスのいる売春宿に向かったのだが・・・。
当時13歳のジョディ・フォスターの妖艶で魅力的な演技でアカデミー助演女優賞にもノミネートされています。男の人が憧れる一つのヒーロー像として「トラビス」演じるロバート・デ・ニーロに憧れた人も多いのではないでしょうか。
「E.T.」
地球探査に訪れたものの、ひとり置き去りにされてしまった「E.T.(地球圏外生物)」が、10歳の少年「エリオット(ヘンリー・トーマス)」ら兄妹と出会うこととなります。しかし、そこにNASAの追跡の手が及んでくるのですが・・・。
宇宙人と地球人の心の交流をテーマにスティーヴン・スピルバーグ監督が描いた、SFヒューマン・ファンタジーの名作です。アカデミー賞では作曲・音響・音響効果編集・視覚効果の4部門を受賞しています。また、ガーティ役として幼いころの「ドリュー・バリモア」も出演していますよ。
「リトル・ダンサー」
1984年のイングランド北東部の炭鉱町に住む母親を亡くしたばかりの11歳の少年「ビリー(ジェイミー・ベル)」は、父の命令でボクシングを習っていましたが、その練習場の隣でバレエ教室が開かれたことから、たちまちクラシックバレエに魅せられてしまいます。バレエ・ダンサーに憧れる少年の成長と家族愛を描いた感動映画です。
「チャーリーとチョコレート工場」
貧しい家で育った「チャーリー(フレディー・ハイモア)」はとても家族思いで優しい少年で、年に1度の誕生日に買ってもらえるチョコレートを楽しみにしていました。そのチョコレートはウォンカのチョコレート工場で作られていて、そのチョコレート工場に5人の少年が招待されることになります。その5人の少年の選び方は、チョコレートの中に入っている5枚の「ゴールデン・チケット」を手にした者だけ。そして、チャーリーがそのゴールデン・チケットを引き当てるのですが・・・。
ティム・バートン監督らしいちょっぴりブラックなストーリーと、独特な色彩の映像はファンも多く人気の映画です。
「パーフェクトワールド」
脱獄囚のブッチは、途中で8歳の少年「フィリップ(T・J・ローサー)」を誘拐するが、やがて両者は心を通わせるようになり、フィリップを捨てた父から唯一届けられた絵葉書を頼りに、アラスカへと向かう・・・。
プッチとフィリップが次第に心を通わせ、親子のような友人のような関係へと変わっていきます。監督はクリント・イーストウッドです。
最後に
シリアスなストーリーでも大人に負けない抜群の演技力で、映画のストーリーにグッと引き込まれるような作品ばかりでしたね。何千人以上ものオーディションを勝ち抜いた子役さんたちは、やはり世界レベルの素晴らしい演技ですよね。
国内よりもはるかに高いレベルを要求される子役さんたちの才能を今回ご紹介した映画を通じてぜひ感じていただけたらと思います。