トイレトレーニングの進め方とは?始める時期のポイントや声掛けについて
トイレトレーニングは卒乳、断乳に次いでママの悩みが多い、いわば試練です。それまでおむつの中でおしっこやうんちをしていた子供がトイレで排泄できるように練習することを言いますが、ほとんどの場合、長期戦になるので「そのうちに」と穏やかな気持ちで気長に見守ってあげることが大切です。
今回はトイレトレーニングの始める時期や準備するもの、トレイトレーニングのおすすめアイテムやおすすめ本など、役立つ情報をご紹介致します。
トイレトレーニングを始める時期について
一般的には幼稚園に入るまで(3歳ごろ)までにおむつが外れていれば上出来です。トイレトレーニングは個人差がありますので「○○ちゃんは出来ているのに」とか「もうすぐ幼稚園に行くのに」など周りの子供と比べたり親の都合で叱ったり、イライラしてはいけません。焦らずゆっくりとその子のペースに合わせて進めていくことが大切です。時には一度諦めて、時間を置いてから再スタートすれば案外スムーズにいくこともあります。
自分で歩くようになり、「あんよ」「おっちん」「シーシー」など簡単な言葉が理解出来るようになればスタートできます。おもらしなどで服を汚すこともしょっちゅうなので薄着で着替えさせやすい夏場のスタートがおすすめです。洗濯物もすぐに乾きますし、汗をかくことで水分が体外に排出されるのでおしっこの間隔も長くあくようです。
トイレトレーニングで準備するもの
まずはトレーニングパンツか布おむつを準備します。その時に好きなキャラクターなどのパンツなら子供のテンションもあがります。「上手にトイレできるようになったらかっこいいパンツはこうね」とうまく声をかけながら見守ってあげてください。
トイレの便座には子供用の補助便座(小さい便座が売られています)を置き、最初は抱いて座らせてあげてください。自分ではなかなか上がれないと思うのでステップや簡単な台を置いておくと便利です。お風呂場や洗面所などにおまるを置いて練習する人もいますが後片付けが面倒なので、出来るならトイレでさせる方がママも楽だと思います。
うんちがトレーニングパンツについて洗濯物が大変というときには、生理ナプキンのようにパンツに張り付けて汚れたら外して交換できる商品もあります。1回分くらいのおしっこなら吸収してくれるのでおでかけの時などに便利です。
トイレトレーニングの声掛けについて
朝起きてすぐや食事の前後、公園に行く前など決まったタイミングで声をかけることも大切です。またおむつの中でおしっこやうんちをするとき、必ずその子のクセみたいなものがあると思います。モジモジしたりカーテンの裏や部屋の隅に隠れたりそんな行動が見られたらトイレに誘うタイミングです。
だいたい2時間置きにトイレに誘っておしっこが出なくても声掛けだけは心がけてみましょう。子供は遊びに夢中でトイレどころではないことが多いですが、ママがトイレに行くときにでも声をかけることでだんだんおしっこはトイレでするものと意識するようになります。そして出来たら必ず「よく出来たね」「上手に出来たね」と褒めてあげてください。ご褒美シールなどでやる気をアップさせるのも一つの方法です。
3歳児のトイレトレーニング
3歳にもなるとほとんどの子供がおむつではなくパンツで生活できるようになります。周りの子供と比べてママも焦る気持ちがあるかもしれませんが、トイレのことでは絶対叱ってはダメです。すでに自我が芽生え意思もはっきりしている年頃なので、トイレでおしっこやうんちができないことを本人が一番理解しているはずです。
3歳児のトイレトレーニングは本人の意思にある程度任せてあげてください。ある時突然「明日からパンツを履く」と言っておむつを外す子もいますし、友達から「まだおむつしてるの?」と言われて(子供は素直なので時に残酷です)あっさりパンツに変わる子もいます。
トイレトレーニングのおすすめアイテム
お子様の好みに合わせて好きな座り方が選べる2WAY補助便座です。アンパンマンの向きは前向き・後ろ向きに付け替えることができます。
“おむつはずれ”をサポートするための3つのポイント「服を脱がずに座れる洋式タイプ」・「踏んばる力をサポートする2ステップ」などのお子様へのサポートはもちろん「コンパクト収納」などママ・パパにもうれしい機能がもりだくさん。
カエル型のキュートな階段付きの補助便座。ふかふかのクッションでできた便座で座り心地が良いです。ステップ位置は3段階に調整ができます。使用しない時は折りたたんで立てかけられるので便利です。お子様の成長に合わせて、階段部分を外して補助便座だけでの利用も可能です。
トイレトレーニングのおすすめ本
おむつ卒業に向けたトイレトレーニング術を分かりやすく紹介。読者実例や方法のバリエーション、Q&Aでママの困ったにも対応。
夜泣きのひどい赤ちゃんをあっという間に夜通し眠る子に変身させる魔法のメソッドとして、 世界100万の悩める母親の育児バイブルとなった、 『カリスマ・ナニーが教える 赤ちゃんとおかあさんの快眠講座』の著者が贈る革命的な育児書、 待望の第2作は、トイレトレーニング本です。
洋式トイレで座っておしっこする場合はどうする? 立っておしっこする場合は? など、より具体的に、トイレのトレーニング方法をお子さまに伝えられる内容になっています。
おしっこしたら、どうやってふくの? うんちをしたときは? など、より具体的に、トイレのトレーニング方法をお子さまに伝えられる内容になっています。
まとめ
トイレトレーニングはママにとっても試練です。昼間はなんとかトイレでできるようになっても、夜はなかなか・・・夜中に起こしてまでトイレに連れていくことは大変なのでおねしょをしてしまうこともあるでしょう。
外出先で突然「おしっこ」と言われたらお手洗いの場所まで走ったりと振り回されます。汚れたパンツや服で洗濯物は増えるし、忙しい朝にぐずられると大変です。どうしてもトイレトレーニングがうまく進まない、ダメな時は一度諦めてみるのも一つの方法です。はじめから出来ると思わずゆっくりと楽しんでトイレトレーニングをすすめてあげてくださいね。